冷間鍛造の工程設計・金型設計を担当しています。
営業
金型製造
前処理・
プレス
品質チェック
出荷
冷間鍛造でプレス成型するとこういった部品が生産できます。
靜甲の冷間鍛造技術により作られた部品が、自動車部品や電動工具など、身の回りのさまざまな製品に採用されています。
冷間鍛造の工程設計・金型設計
私は富士川工場営業技術部技術課で設計の仕事を行っています。
主な内容は、鍛造品の工程設計、金型設計です。お客様が求める製品を造るためにどのような工程を組むのか、どのような金型にするのかを考え、決めること。つまり製品をカタチにするための第一段階が設計の仕事です。
それ以外にも製造現場のトラブル対応も行っています。試作品から量産品のありとあらゆるトラブルに対して、対策と是正を行っています。
他の冷間鍛造を行っている企業でも、設計、金型製造、前処理、プレスまで一貫して生産を行っている会社は少ないと思います。その中でも設計という仕事は製品の形状を決定し、その製品の工程、金型の仕様を決めるといった一番初めのスタートとなることが魅力です。
私自身まだまだ歴が浅く日々多くのことを学んでいます。新たな知識を得るたびに自分自身が成長していることを感じ、それが更なる成長への糧になっています。
設計という仕事柄、どの工程(前処理、プレス、金型、品質保証、出荷)の人とも関わりがあるため、必然的に色々な方と話をする機会があります。また、社内のみならずお客様や外注の方とも話しをする機会が多くあるため、色々な話や知識をたくさん頂く事が出来ます。 靜甲に勤めてから高校、大学時代の同級生と色々な話をしていますが、福利厚生をはじめ、休暇、残業について「ものすごく恵まれているな」という事を実感しています!
富士川工場の設計として誰からも頼られる存在となる事。また、お客様の信頼を得る事です。
様々な経験をして成長することで仕事の幅を広げていきたいです。
●自己PR:大学時代にしていた塾講師のアルバイトで、一人ひとりと向き合い相手と協力しながら課題を解決する力が身に着いたことです。
●企業選び:「ものづくりがしたい」という思いがあり、その中でも機械や機械部品を製造している企業を中心に就職活動をしました。
企業選びをしている中で、靜甲の企業説明会で事業内容に興味を持ち、その中でも富士川工場を見学した際に冷間鍛造が面白そうに感じたことがきっかけです。大学の講義の中で言葉だけ耳にしたことはありましたが、当時は実際のプレス現場を見たことがありませんでした。富士川工場を見学して、硬い金属の材料が様々な工程をかけることで複雑な形状の製品に仕上がっていく点に魅力を感じました。
大学では機械工学を学んでいましたが、冷間鍛造とはあまり縁のない分野を専攻していました。今行っている仕事のほとんどが入社してから身に付けた知識、技能です。今大学で行っている勉強、研究も大事ですが、学ぶ意欲とやる気さえ持っていれば、どの仕事に就いても新しい知識・技能を身につけ成長していけます。まずは自分がやりたいこと、興味があることを明確にし、その分野を深く掘り下げれば、新たな出会いがあるかもしれません。